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JAMAIS VU×editor_kaoの
「彩りのある着こなし」vol.1 <Blue>
2020.02.18
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ジャメヴの美しい色使いに魅了されたeditor_kaoが、毎回テーマカラーごとに着こなしを提案する連載企画です。
第1回は、晴れやかなブルーをセレクト。
はじめまして、editor_kaoと申します。このたび縁あって、ジャメヴの新作を使ったコーディネート&解説をする連載を始めることとなりました。
私がジャメヴの洋服を初めて目にしたのは、昨年の秋冬展示会。きれいなカラーリングがとても印象的だったのを覚えています。だから今回の企画が決まったときに、私が真っ先に思ったのは「このきれいな色が、存分に楽しめる着こなしをしてみたい」ということでした。
ここでは、毎回ジャメヴの新作からテーマカラーをひとつピックアップし、私のワードローブとミックスさせたリアルなコーディネートをご紹介していきます。第1回は春の訪れにふさわしい、さわやかなブルーから!
Style01:
ブルーを主役にした大人のカジュアル
SUVIN8Gスウェット ¥17,600(tax in)
OTHER editor_kao私物
まずは、ジャメヴのブルーニットに柄パンツを合わせた着こなし。白をベースとした繊細なプリントなので、カラーニットと合わせてもぶつかりません。実は柄の中に少しだけブルーが使われているのもポイント。
色に柄を合わせる場合は、このように、やや色がリンクしているとまとまりやすいです。ニットが引き立つよう、足元は白のサンダル、そして耳元はパールのピアスと、ほかのアイテムも白を多用。
それだけでは全体がぼやけてしまう可能性があるので、バッグだけはブラウンのレザーメッシュを選びました。
コーディネートを引き締めながらも、かごバッグを思わせるデザインが、適度な軽やかさを演出してくれます。
Style02:
モノトーンと組み合わせて
着こなしに抜け感を
SUVIN オゾン5Gカーディガン ¥19,800(tax in)
OTHER editor_kao私物
ブルーは黒とも相性がよく、いちばん簡単にできる配色。
ただし、それだけではコントラストが強い気もするので、インナーを黒×白のボーダーカットソーにしました。
ちょっとマリンな雰囲気が、差し色のブルーとぴったりです。実は黒のタイトスカート、レザーバッグ、パンプスと、ほかに合わせているアイテムはかなりコンサバティブ。ですが、それが真面目に見えないのは、ざっくりした編み地のカーディガンがあるからこそ。ラフな風合いとブルーのもつ軽快さが、着こなしにリラックス感を生み出してくれます。
パンツに合わせがちなアイテムですが、このような女っぽい着こなしの、はおりとしても活躍できる一枚です。
Style03:
デニムとのワントーンにさらに色を加えて
最後は、ブルーのコットンブラウスを使った着こなしをご紹介。
デニムとの組み合わせは王道ですが、じゃあどんな色味を選ぶか、は意外と大事。あえて洗いのかかったデニムにして、ワントーン風にまとめました。ブルーをベースにして、さらに色を取り入れたら新鮮に映るのでは、と考えたのです。
思いついたのはブルー×イエローの配色。ブルーに明るさがあるので、これだけサイズのあるバッグを合わせても、インパクトが強すぎません。
さらに、写真では小さいのですが、さまざまな色石を使ったピアスもON。ターコイズが使われているので、自然になじんでいます。ブルーを差し色でなくベーシックカラーをとらえると、配色の幅がぐっと広がって、色を使った着こなしがもっともっと楽しくなってきます。
フリーエディター。
ファッション誌を手がける編集プロダクションに勤務の後、独立。
現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やカタログ、ウェブで活動中。
また、3年目を迎えるインスタグラム
@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介する傍ら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。